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デンジャー・クロース 極限着弾のshiraのレビュー・感想・評価

3.0
"デンジャー・クロース"の邦題「極限着弾」とは言い得て妙で、この作品の一番の注目ポイントを押さえていると感じます。
つまり、このような「肉を切らせて骨を断つ」の戦法は、オーストラリア軍と北ベトナム軍の両雄たちの勇猛果敢な精神以上に、そうでもしないと全滅するという、四の五の言えない極限に達した緊迫さを物語っています。

一昔前の映画のような相手を侮蔑する台詞や、グロテスクなシーンはほぼ描かれないため、戦争映画初心者にも鑑賞しやすい作品です。
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