デンジャー・クロース 極限着弾の作品情報・感想・評価

上映館(23館)

「デンジャー・クロース 極限着弾」に投稿された感想・評価

なかし

なかしの感想・評価

4.0
ベトナム戦争の実話を基にしたオーストラリア映画。まずベトナム戦争にオーストラリアとニュージーランドが参加してたことにびっくり

デンジャークロース、自分も被弾する可能性が大いにある砲撃をして貰うほどの絶対絶命の戦い

平均年齢20歳の自分より年下がこんな過酷な戦いをしていたなんて、考えさせられる。

将来に希望を抱いて、これまで生きて、たった一発でその人生が終わる。戦死者に捧ぐ映画は戦争がいかに恐ろしいものかを教えてくれる映画。

精一杯生きます。
過去のベトナム戦争モノの傑作と比較してしまえば、見劣りするのは仕方ない物の、アプローチは新鮮で十分楽しめました。
久々のベトナム戦争映画とうゆうだけあってクオリティはとても高めでした。L1A1やM16 あまり映画って見かけないサブマシンガンが出てミリタリー好きにはたまりませんでした。50年も明かされなかったロングタンの戦いを今まで知らなかったので知れてよかったです。至近距離での砲撃は想像よりももっと恐ろしいと思います。無名なキャストばかりですが演技はちゃんとしてました。
史実がどうのこうのとかは置いといて、至近距離の迫撃・銃撃戦がずーっと続くのはとても迫力がある。密林で相手側がよく見えないから怖さも倍増。ドキドキしながら観ました。ただまぁ、相手側はこの映画を観てどう思うのだろうかともやっぱり考えてしまう。
時代考証がしっかりしていたと思います。
使用している銃からみてもFALやM16とM16A1があり面白く見させていただきました。
特にストーリー中の古参兵が新兵のM16A1を見て銃の調子を聞いて新人がチョットジャムりますと言ってたのが印象的でした。
チョットカラッとしてたベトナムだったのが残念かな。でも素晴らしい作品でした。UHD出たら絶対買います。
みゅー

みゅーの感想・評価

4.5
今日は夏休暇1日目、シネマDay!

1本目はこちら。
戦争映画はたまに観る程度。

ある戦場での戦いに焦点を当てていて、接近戦、そして超至近距離での砲弾攻撃。
観ていて呼吸を忘れるほど朝から集中してしまった。隣のおじさんは前のめりになっていて、気持ちがすごく分かる。

近い距離での戦闘、敵の数は分からない、緊張感がすごかった。
前に進んでいく彼らがとても勇敢に見えた。そう思うのと同時に、なんで戦争なんかした(する)んだろうって改めて思った。

エンドロールの本人の写真と役者、どちらも写していく演出とても良かったし、現実のことだと思い知らされる。


個人的には砲弾部隊の指揮とってるマッチョが好き。

死亡フラグめっちゃ立ってたのは少し笑ってしまった。
nagisa

nagisaの感想・評価

4.1
th-8
横浜駅に新しく出来た劇場です。今なら火曜、木曜はKINEZO割でお安く鑑賞できますよ☺️
時間調整で観ることにした本作品。ノーマークでごめんなさい。実話ベースのベトナム戦争ものですが、メチャメチャ面白かった。ドラマチックだし緊張感がスクリーンからガシガシ来るし。砲弾の音、射撃を止めた時の静けさ、青年たちの戦いを劇場で観てみてください☺️
ヨーク

ヨークの感想・評価

4.0
本作は『ランボー ラスト・ブラッド』と同じ日に観たんですが、本来は観る予定ではなかったけどランボーに当てられてテンション上がりまくったのでベトナムものであるという『デンジャー・クロース』も観てみようかとなったわけですよ。結果は観て大正解。とても面白い戦争映画でした。
舞台は1966年のベトナム戦争真っただ中。ベトナムものにしては珍しく主役となるD中隊は米軍ではなくオーストラリア軍で部隊の主な隊員も20代前後とかなり若い新兵の部隊だそう。しかもD中隊100数人くらいの兵力に対して北ベトナム軍とベトコンの混成軍は2000人以上と多勢に無勢。そんな新兵たちがベトナム戦の中でもとっておきの死地である「ロング・タンの戦い」で繰り広げる死闘を描いたのが本作『デンジャー・クロース 極限着弾』である。多分極限着弾というのは日本用のサブタイトルだと思うが観劇後だと実にいい味のサブタイトルだと思う。
まぁ「ロング・タンの戦い」で繰り広げる死闘、とかすぐ上で知った風な感じで書いたが俺はそんな戦闘のことは全く知らなかった。いやどっかで文字列だけ見たり他のベトナムものの映画のセリフとかで聞いたことはあるかもしれないが詳細は全然知らなかったですね。ベトナム戦争、もとい第二次インドシナ戦争に関しては結構昔に興味を持って本を読んだりドキュメンタリーを漁ったりで素人なりに勉強してたことがあったんだけど本作で描かれた戦いは知らなかったですね。
1966年だとサーチアンド・デストロイ以降の泥沼にハマっていった頃だと思うけど作中で描かれた「ロング・タンの戦い」も酸鼻を極めるような戦いだった。まず先に書いたように彼我兵力差が圧倒的。そしてD中隊には物資も不足している。そういう主人公側が圧倒的に不利で、尚且つ実話をもとにした映画というと『ブラックホーク・ダウン』や『ローン・サバイバー』もしくは『硫黄島からの手紙』なんかが思い浮かぶが本作もそれらに引けを取らない力作だったと思う。
冒頭はなんかいかにもB級戦争映画みたいなノリで始まるんだけどいざ戦闘が始まってからは凄いんですよ。途中に箸休め的なシーンはあるもののずっとカメラは戦場を映し続けて緊張感がほぼ途絶えない。一時的に戦闘が終了した場面でも基本的にD中隊は北ベトナム軍に包囲されているのでいつ彼らと会敵するか分からない怖さがある。その戦場の緊張感というかライブ感は凄かったですね。で、そのライブ感というと本作で面白かったのはD中隊を軍隊という組織のいくつかのフェイズに分けて表現されていたことで、主にカメラに映るのは主役たちがいる最前線なんだけどそこから常に無線を通じて本部と連絡を取り、必要とあれば様々な支援を受けるという軍隊の運用のプロセスのようなものが描かれていたことですね。戦争映画は数あれど、正直本作ほどに敵味方がお互いに表情を見て取れるほどの超近接戦とその支援砲撃にだけ特化したような戦争映画はそうそうないだろうと思う。泥まみれで地面に這いつくばって銃弾が頭上を通過しながら今自分がいるポイントの座標を無線で伝えてそこに着弾するように砲撃を頼むわけですよ。もちろんそれは半世紀前の戦争で、現在のリアルな戦場とはまた違うのだろうけどとてつもない臨場感はありましたよ。その辺は本作でマジですごかったポイントだと思う。実際に支援の空爆とかがきたときにガッツポーズ取ってしまうくらい感情移入したよ。
そして最初に、主役となるD中隊、と書いたように本作の主人公は個人ではなく部隊そのものだと思う。もちろん個々人のドラマもそれなりにはあるし魅力的なキャラクターもいいるのだが、やはりこの部隊で生きた若者たちを描いた映画なのだろう。単に俺が泥だらけになった役者たちを見分けられなかっただけという理由もあるが、まぁ本作の制作意図自体がエンディングを見るまでもなくD中隊への敬意と慰霊によるものだとは思うので個を描いた映画というよりも彼らを描いた映画なのだと思う。
ぶっちゃけランボーに興奮してついでに観るかってノリだったのだが思わぬ良作に当たってしまったという感じで嬉しい誤算だった。戦争という国家間の巨大な構造の中での一単位としてのD中隊が描かれていて、さらにその中で何の意味もなく消えていく個の命が身も蓋もないくらいドライに扱われていて非常に良かったですよ。
めっちゃ面白かった。いい戦争映画です。
yuko

yukoの感想・評価

4.0
2020.6.24 ユナイテッド・シネマ札幌

豪軍108人対ベトコン2000人。
米軍からは表彰されても母国では認められるのに45年かかったという戦い。
ほぼ全編戦闘シーンで、そこにいるかのような迫力。
だったんですが、
「あんチキショーに撃たれた」
「うっかり野郎だな」
っていう字幕に、アレレ?いつの時代?って思ったのと、ベトコンの突撃ラッパの音がコミカルに聞こえてしまった。
あと少佐がどんどん松平健に見えてきてきてしまい、どんなことが起こっても、おぉ、松平健...と思ってしまった。
見応えはありました。
ベトナム戦争終結後50年間封印されていた「ロングタンの戦い」を映画化した本作では、オーストラリア軍108人とベトコン2,000人との激戦を恰も戦場に投げ込まれたような臨場感で描いていく。
このような実話を基に多勢に無勢の戦いを描いた映画というと、「ブラックホーク・ダウン」「ローン・サバイバー」等が思い浮かぶが、本作も過去のこれらの作品に引けを取らない過酷さで、孤立無援の兵隊たちの焦燥や悲哀がスクリーンから伝わってくる。
この戦いは、1966年8月18日未明、南ベトナムのヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地がベトコン部隊の砲撃を受けたことから幕を開ける。
砲撃したベトコン部隊の索敵するオーストラリア軍D中隊が農園地帯のロングタンで敵部隊と遭遇し包囲されてしまったことから、ベトナム戦史上最大となる1日当たりの損失を生む苛烈な戦いに突入する。
死と隣り合わせの戦場では人間性が剥き出しになるが、本作でも相手に対する嫌悪や、権威を振りかざしたりして、それらが本来優先されるべきことへの判断を狂わせ、最前戦の兵士たちを「デンジャー・クロース」という“肉を切らせて骨を断つ”ような捨て身の戦いへと追い詰めていく。
その死の淵から救い上げるのがオーストラリア人の“マイトシップ”(助け合いの意識)で、これが終盤の絶体絶命の場面で遺憾なく発揮されて“激熱”になります。
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