イースターのスイカ

Le messager(原題)のイースターのスイカのレビュー・感想・評価

Le messager(原題)(1937年製作の映画)
1.0
雇われ社長をやっている既婚者の主人公が一目惚れした女と結婚したいがために実質の社長である妻と雇われ社長の座をあっさりと捨ててしまう。
しかもこの時惚れた女とはまだ付き合うことすら取り決めていないという大胆さ。運良く結婚することが出来たが今度は金がなくやっとこさアフリカのウガンダでの過酷な仕事にありつく。この時の同僚の若い男が国に帰り残してきた妻と不倫の関係となってしまう。夫がいない間、金がないという設定にも関わらず妻は豪遊三昧。何だかなあ。結局夫に不倫現場を見つかり若い男は自殺、妻は何とか元の鞘に。メッセンジャーとはこの若い男の事。メッセージを妻に伝えにきて本気で惚れてしまったようだ。とほほ。物語は古いフランス映画にありがちな内容。最大の謎、それは前妻はかなりの美人なのに惚れまくった後妻はあまり美人ではない事。90分間ほぼ退屈。最後の10分だけ何となく楽しめた。