イースターのスイカさんの映画レビュー・感想・評価

イースターのスイカ

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ガス人間第1号(1960年製作の映画)

5.0

素晴らしい。八千草薫がびっくりするほど美しい。彼女を観れるだけでも大満足。主人公の二人はお互いに信じる愛を命の限り貫く。美しくて悲しい物語。ガス人間はノートルダムのせむし男と同じ立ち位置。この美しくも>>続きを読む

地獄の掟に明日はない(1966年製作の映画)

4.5

東映任侠路線聡明期の作品。若き健さんがカッコいい。十朱幸代は健気な美人がよく似合う。珍しく普通の人役の今井健二が可愛らしい。佐藤慶も珍しいヤクザ組長役。昭和40年初頭の長崎の風景が良い感じ。物語はいか>>続きを読む

大冒険(1965年製作の映画)

5.0

最高の娯楽アクション映画。凄い。本当に凄すぎる。何なんだこの疾走感は。全篇爆走に次ぐ爆走。まるで大型台風直撃の暴風雨のよう。ジェームスボンドもインディージョーンズもこの映画の植木等に比べたらスローモー>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

5.0

圧倒的に素晴らしい。怪奇特撮映画の最高峰。なにより水野久美。このブッチギリの演技は何なんだ。初見以来この緑色の水野久美が頭にこびりついて離れない。役名は忘れてもこの緑色だけは忘れない。多分一生忘れられ>>続きを読む

電送人間(1960年製作の映画)

4.5

とても楽しかった。物質の電送はこの頃の夢だったんでしょう。よくぞここまで特撮映像としてまとめたなと感心した。後世への影響力を鑑みると円谷監督は神として崇められるべき人物。同じ日本人として誇りに思う。俳>>続きを読む

大巨獣ガッパ(1967年製作の映画)

4.5

大好きな作品。愛すべき特撮映画。ガッパファミリーがとても良い。終盤の羽田空港のシーンは郷愁誘う名場面。熱海の街を破壊する場面もいいですね。ジオラマもしっかり作っていて感心した。自衛隊の攻撃場面だって本>>続きを読む

呪いの館 血を吸う眼(1971年製作の映画)

5.0

血を吸うシリーズ第二弾。いよいよ人類の歴史上最高のバンパイアアクター岸田森登場。素晴らしいの一言。日本ホラー映画史上最高傑作の一つ。とにかく岸田森の圧倒的演技に尽きる。ハリウッドのバンパイアも何百と観>>続きを読む

血を吸う薔薇(1974年製作の映画)

5.0

素晴らしいホラー映画。血を吸うシリーズ第三弾にして最終作。主役の黒沢年雄がシリアスな演技に徹していてとても良い。それから望月真理子が美人で可愛い。彼女がいるだけで映画が引き締まる。そして真打ちはやはり>>続きを読む

幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970年製作の映画)

3.5

血を吸うシリーズ第一弾。結構見応えがあって怖いです。何が怖いって高品格が演じる使用人とお医者さんの2人のお爺さんがもう怖すぎ。小学生の低学年が観たら多分3日間くらい寝れないでしょう。人形役の小林夕岐子>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

5.0

圧倒的に面白い。ラドンが飛翔して博多や佐世保の街が破壊されていくシーンそして自衛隊の攻撃場面は全ての特撮映像の中でも最高峰。それを1956年に作っちゃうんだから後世のクリエイター達は困っちゃうよな。天>>続きを読む

血と砂(1965年製作の映画)

4.0

三船敏郎に尽きる。彼がいるだけで130分間退屈せずに観ることが出来た。本当に素晴らしい俳優。それから団令子。美しくて健気な慰安婦役を大熱演。惚れ惚れした。仲代達矢も良い。伊藤雄之助は大好きなんだけどあ>>続きを読む

美女と液体人間(1958年製作の映画)

5.0

これは素晴らしい。約90分間があっという間。1958年にこの映画を作るとは恐れ入った。この映画に携わった全ての人たちの熱い魂を感じた。何より白川由美が超美人でセクシー。画面に釘付けだった。こんな女優令>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

5.0

原点にして最高峰。このゴジラを超えるゴジラは無い。監督、脚本、俳優、効果音、音楽、この映画のあらゆる要素が奇跡の化学反応を起こし暗黒の巨大生物ゴジラがさらに輝きを増した。後世への影響を鑑みるにつけオー>>続きを読む

蟻地獄作戦(1964年製作の映画)

1.0

仲代さんが主役なのでなんとか最後まで観れた。とは言っても物語自体は相変わらず平坦で退屈な内容。とても痛快娯楽アクション映画には思えない。つまらないセリフとナンセンスな演出のオンパレード。たったの数人で>>続きを読む

ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

4.0

最近の映画って最後を綺麗事で済ませる傾向があるけれどこのパターン私は大嫌い。例えばこの映画で言うなら犯人を逮捕するか射殺するかで終わるんだろうけれどあえて真逆をいくエンディングにしたことに痺れましたね>>続きを読む

どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

1.0

作戦シリーズ3作目。前2作に引き続き相変わらず面白みのない平坦で退屈なストーリーで終わるまでが永遠に感じた。痛快娯楽アクション映画なんだそうだから少しはドキドクワクワクさせてほしいがナンセンスなセリフ>>続きを読む

のら犬作戦(1963年製作の映画)

1.0

コメディ風味の痛快アクション映画との事だがとにかく退屈で約100分の上映時間がとてつもなく長く感じて困った。全篇センスのないセリフと薄ら寒い演出のオンパレード。とりあえず一回も笑えなかった。ワクワクも>>続きを読む

リラの心(1932年製作の映画)

3.0

今から約90年も前に公開されたクライム&サスペンス映画。さぞかし退屈かと思いきやかなり見応えがあった。当時の街並みもいい感じ。ただ最後の捜査官の行動となんの捻りもない真犯人にかなりガッカリしたのでこの>>続きを読む

やま猫作戦(1962年製作の映画)

1.0

作戦シリーズ4作目。相変わらずの薄っぺらくて毒にも薬にもならないストーリーで全然面白くない。とにかく娯楽映画と謳っているのに全くワクワクしたりドキドキした気持ちにならない。だからといって戦争映画にある>>続きを読む

ウィッカーマン(2006年製作の映画)

1.0

噂通りのダメ映画。ワクワクやドキドキが全くないサスペンススリラー。このジャンルお約束の美女が出演しているわけでもなしストーリーもかなり退屈で胸糞悪い。本当は0点だけど意外と熱演のニコラスケイジに1点。

ハルク(2003年製作の映画)

3.0

主人公がハルクに覚醒するまでが長い。長すぎる。ここまでを5分くらいにして戦闘シーンなどのCGを多くしたらかなりよくなると思う。それからヒロインの立ち位置が中途半端。徹底的にハルク側に立って愛情を深める>>続きを読む

Victor(原題)(1951年製作の映画)

1.0

まずたいして金持ちでもない風体さえない初老のおじさんが若い美人にモテモテになるって全世界共通でありえないだろう。しかも今回は美人二人。さらに一人は超大金持ちの人妻もう一人は多分二十歳少し過ぎたくらいの>>続きを読む

ベベ・ドンジュについての真実(1952年製作の映画)

1.0

ダニエルダリューが中年になっても美人で魅力的。もうそれだけの映画。彼女を観ていられる楽しみだけで最後までなんとか観れた。内容は恋と愛と犯罪のありがちストーリー。ドラマチックな展開のない平坦な物語の進行>>続きを読む

独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

1.0

独立愚連隊シリーズ第2弾。前作同様のコミカルタッチの戦争映画。公開時は大人気だったそうだが本当か?106分間ひたすらナンセンスで寒い演出とセリフのオンパレードでコメディ路線でありながら全く笑えません。>>続きを読む

独立愚連隊(1959年製作の映画)

1.0

岡本喜八監督作品は初体験。続編も作られた人気シリーズとのこと。コメディ風味の戦争映画。さすがに金持ちの東宝だけに爆破のシーンや大人数での戦闘シーンなど迫力がある。ただ黒澤作品に代表される東宝映画特有の>>続きを読む

明治侠客伝 三代目襲名(1965年製作の映画)

5.0

天才加藤泰監督作品。東映任侠映画聡明期の作品ながら後世に決定的な影響力を持つ逸品。任侠映画のお約束事項が全て詰め込まれている。冒頭の殺し屋汐路章登場から一気に画面に釘付け。大木実は今作品では悪役。素晴>>続きを読む

彼らの最後の夜(1953年製作の映画)

1.0

主人公の強盗殺人犯とその犯人に惚れた女教師の物語。古いフランス映画によくあるクライム&サスペンス。脱走した犯人をなんとか自由の身にさせてやりたいと真面目で美人の女教師が犯罪の片棒を担ぐことを顧みず協力>>続きを読む

Le messager(原題)(1937年製作の映画)

1.0

雇われ社長をやっている既婚者の主人公が一目惚れした女と結婚したいがために実質の社長である妻と雇われ社長の座をあっさりと捨ててしまう。
しかもこの時惚れた女とはまだ付き合うことすら取り決めていないという
>>続きを読む

南の島に雪が降る(1961年製作の映画)

1.0

主演の加東大介の経験を基に製作されたコミカル仕立の戦争映画。名だたる名優たちが出演。東宝映画によくあるお笑い路線なのだが全く笑えません。ストーリーも面白さがなく終始退屈。見どころは加東大介、西村晃、渥>>続きを読む

現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

4.8

菅原文太初主演の映画。さぞかしチカラのこもった演技しているのかなと思いきやいつも通りの文太節でさすがだなと思いました。とにかく出演の俳優陣が凄いメンバーでもうそれだけで大満足。若山富三郎が死ぬ時に魅せ>>続きを読む

私は貝になりたい(1959年製作の映画)

3.0

不条理がテーマのなので観ていてストレスが溜まります。戦争の不条理というよりも戦争の敗戦国として戦勝国から受ける暴力の犠牲者を描いた作品と言った方がいいかもしれません。とにかく俳優陣が達者な人ばかりなの>>続きを読む

待ち伏せ(1970年製作の映画)

4.5

名監督稲垣浩の作品。東宝の映画で主演が三船敏郎だけど黒澤作品とは違うテイストの時代劇。豪華メンバー集結でかなり見応えがありました。三船演じる素浪人は黒澤作品の三十郎と同じ人物だと思って観ると一層親近感>>続きを読む

スパイと貞操(1960年製作の映画)

4.5

時は昭和14年 中国人スパイ団VS日本軍憲兵団 古い映画ですが終始緊張感があり見応えありました。沼田曜一のキレのある演技が素晴らしい。妖艶な万里昌代、純心な三田泰子、美人歌手の黒岩美代子、この頃の女優>>続きを読む

顔役(1965年製作の映画)

4.5

私のようなこの頃の俳優に執心している人間にとってはまさに神様のような俳優陣がズラリと出演していてもうそれだけで大満足。さすが天才石井輝男の監督作あって魅せるところをしっかり魅せる演出が最高にかっこよか>>続きを読む

ある殺し屋(1967年製作の映画)

3.0

市川雷蔵の殺し屋ながら終始紳士然とした佇まいが良い
殺し方は必殺シリーズの元ネタか?
若い野川由美子がとても美人でセクシー
野川由美子を観るだけでも一見の価値がある
ロケ地の雰囲気がまた良いです
60
>>続きを読む

ならず者(1964年製作の映画)

4.5

1960年代初頭の香港の景色がたくさん出てきます。九龍城もかなり細部まで出てきます。スラム街や貧民窟の雰囲気がなんとも素晴らしい。内容もさすが天才石井輝男の仕事といった感じ。ハードボイルド+エロが少し>>続きを読む

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