すごくすごく好み。
とりあえず女優陣が好きな人ばかり。
伊藤沙莉が観たくて観ていたけれど、ノーマークだった恒松裕里がすごい女優さんすぎる。
笑っているのに笑っていない難しい演技を違和感なく成功させている。
いつもマヒルは真っ白な服なのに1番真っ黒で闇が深い。
佐津川愛美に関しては「ゼニガタ」や「悪夢のエレベーター」「デイアンドナイト」「トリハダ」「ヒメアノ～ル」などどこか退廃的な映画の出演が多く、狂気を帯びた破壊的なギャルを演じるイメージが強くてすごく好き。気になる邦画に必ず出演している。
内容に関してはよく見る光景だったし自分も彼女たちのようになったこともある。特にアツコは最後以外は苦しくなるくらい身に覚えがあった。
序盤のそれぞれの思いを出さないままから騒ぎする虚しさから始まり、皆が爆発していき、絶望と希望とがごちゃ混ぜになって、最後のマヒルの台詞で、そうだよね、そんなもんだよねと思う。
いつか爆発してしまうかもしれないけれど生きていくしかないから、消費される側なりに底辺なりに頑張らないといけませんね。
