原作既読。
概ね原作通り。
というか、原作やアニメが既にあるものを映画化する時って、良くも悪くも大概『これは映画オリジナル設定ですぞ!!どや!』みたいなものを無駄に付けてくる印象なので......。
ここまでシンプルかつストレートに原作なぞってるのは、珍しい?気がする。ただ、かなり駆け足気味。でもそれは仕方ない。
まず、キャスト!なかなか良かった。
特にノーマン役の板垣李光人くん。ビックリした。すんげぇノーマンだった。知的な喋り方、仕草。彼の演技があったから観れたってのもある。いやほんとマジでビックリした。
あと北川景子さん。
良い......。もうビジュアルから良い......。期待通りだった。めっちゃイザベラやん......。好き......。柵を越えるフォームや全力ダッシュ姿、美しい......。笑顔の作り方、素晴らしい......。
そして渡辺直美さんのクローネ。存在感がドカーンとあって(というか圧がすげぇ)、はちゃめちゃに中盤盛り上げてくれた。笑った。
見所としてはやはり終盤。オチを知ってても興奮した。今回動員取れたら続編する?
残念だった点としては、CG。もうちょっと頑張って欲しかった。せっかくの鬼なのに、なんかチープだった。
あと、出荷年齢を引き上げるのであれば、レイ役の子をもうちと幼さの抜けた子にしても良かったんじゃないかなぁ。他のメイン2人と比べて、かなり幼さが目立ってた。惜しい。
まさに『思ってたより良かった』映画。なんでもブツブツ言う前に、とりあえず観ねば、と改めて思った。
(あ、特別出演の三田佳子さんグランマ。ちょっとしか出てないのに存在感ゴツくて「おおっ......」ってなるので、是非観て欲しい。オーラが。オーラが凄いよ。)