このレビューはネタバレを含みます
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
過去のシリーズの通例とは違い、3作目にして訪れたピーターの不幸に対して寄り添ったのはMJだけでなく、諸先輩達であった。
語彙力が伴わない私の気持ちはうまく言語化している某茶一郎の動画を見てもらうとして。映画の出来だとか、ご都合主義だとか、大人の事情だとかそんな深読みして冷めたレビューを書いてる人々はどうでもいいわけで、あの人達の会話劇を描いているだけで感無量なのである。特に、歳を感じさせる話を先輩達がしていたが、あの世界にも続きがあり、地に足ついたヒーロー活動をしていたのだなあと、涙が出てしまったわけだ。
この映画は、ピーター・パーカーズ、ヴィランズ、20年前から追っていたであろうファンの人達への救済の映画としての側面もあるだろう。MCUの3作目としての出来の良さだけでなく、歴代スパイダーマン全てのシリーズの完結作としての側面ももたらしているわけなのだから。
興奮状態冷めやらぬ中、鑑賞2日後にしてやっと筆を走らせることができた。
【1回目】2022/1/8
【2回目】2022/1/19
【3回目】2022/2/13
【4回目】2023/12/30
