(ネタバレというより長いので)
「この-0.2はなんだ?」と言えばソニー独自のユニバースへの不安。
今作はソニーだけでもマーベルスタジオだけでも作れない作品。
権利や契約や各作品への敬意などものすごい高いハードルを
超えてきたのか潜ってきたのか、とにかくすごい作品。
MCU寄り3部作の最後であって、これ以降の独自ユニバースを
作るにあたり、「どうやって(パスカルに)返すんだろう?」と
思っていた。
つまりこれ以降、常にMCUが絡むことが足枷になると感じていたから。
ボリュームや感動はいわずもなが、そこもキレイに整理した終わりは◎。
スパイダーユニバースがひとまとまりする間はマーベルスタジオがかかわることなくソニーのお手並み拝見というところを楽しみにしたい。
でも結局マーベルスタジオがおいしいところは食べつくした感があるので、
よっぽどのネタを持ってくるか、小さい良作を作る勇気があるかによる。