映画館で観たぶりに鑑賞。今のMCUへの期待があまりないからか、新作が出る度に関連作品を見返し、公開日に行って、劇場で何度も見て、円盤を買い、ブルーレイなのに擦り切れるんじゃないかと思うぐらい観ることはもうなくなってしまった。
その熱はこの作品と、ファルコンアンドウィンターソルジャーあたりで終わってしまった、という印象。
トビーマグワイア版、アンドリューガーフィールド版それぞれのやりきれなかった部分をこの世界でやり直す。ヴィラン達も良いところがあるから、死なないように治す。
脚本が素晴らしすぎて普通に涙が出る。
スパイダーバースを見ると「Great power comes great responsibility」というスパイダーマンについてまわる言葉が陳腐に感じるが、単一のスパイダーマンとしての言葉の重みは凄い。死亡フラグとして言われた瞬間すごく悲しかった。トムホランド版のピーターはkidとずっと呼ばれて、子供として色んな人に守られてきた。責任を負うという事をしてこなかったピーターが、ようやく自分の責任で力を使い、自分なりの正しさを見出そうとしていく。自分なりの正しさを他の自分に正してもらう。
トビーのスパイダーマンは今何をしてるのかな？
アンドリュー版のスパイダーマンは今どうしてるのかな？そんな事を考えて、ない先を想像したりするのが楽しくてしょうがない。
あとしれっとデアデビルを出すのをやめろ！良いけど。
