KKKとかレイシズムを取り扱った作品たくさん観てきたけど、まだ鑑賞本数が少なかった頃こそ、残酷な行いへの怒りや憤りを感じていたけど、人種差別の歴史的事実とかその時々の時代背景を少しずつ理解してくると、なんかもう理不尽なことに対する悲観的な感情を通り越して人間という生き物への「生理的な気持ち悪さ」を真っ先に感じてしまうな。
三姉妹の母親は結局いつも自分の幸せ優先で全く共感できない。本当に子どもたちの幸せや身の安全を第一に考えるならあんなトチ狂ったカルト団体（紛れもなくカルト）がうろついてる場所に最初から連れて行くなよ…。実母ではないにしろヴェラファーミガの母親キャラも相当キツかったし、レイシズムへの嫌悪と歪んだ母性への嫌悪の両方で胸糞だった。
