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リチャード・ジュエルのmolysicsのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.8
メモ

町山さん
クリント・イーストウッド監督『リチャード・ジュエル』で「悪役」にされている女性記者キャシー・スクラガスがセックスを使ってFBIからスクープを得るシーンは名誉毀損レベルの捏造。また、彼女はジュエルに濡れ衣を着せたと訴えられて自殺している。


作中で、実在の記者キャシー・スクラッグスがFBIの捜査官を前にセックスと引き換えに情報を引き出そうとする描写があり、問題となった[36]。故人であるため反論できない状況にある人間に対するこのような描写への反発は強く、批評家や記者の一部は激しく作品を批判し、SNS上では「BoycottRichardJewell」というハッシュタグも作られてボイコット運動が起こった[36]。ハフポストのジェフリー・ヤングは、「女性は身体を使う」という男性によって作り出されたステレオタイプが作品に内在することの現実への悪影響を指摘した[36]。キャシーの所属していたアトランタ・ジャーナル=コンスティチューション(英語版)(以降AJCと略)は「記者の描写は衝撃的であり、真実ではない」と主張し、クリント・イーストウッド監督とワーナー・ブラザースに書簡を送り、中傷的な方法で誤って描かれているために、場面の一部が脚色されたものであることを正式発表するよう要求した。これに対してワーナー・ブラザースは、映画は情報源に基づいていると主張し、ジュエル氏が疑われていると真っ先に報じたメディアの一つであるAJCが映画を非難するのは残念で皮肉だと述べた[37]。

→ワーナー・ブラザースの回答の方に頷けた
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