このレビューはネタバレを含みます
福多い映画と思いきや、全然!惨めな日々を過ごすチャンシルさん。
好きなこと(仕事)をしていたら満たされると思っていたけど、そんなことはなかった、という台詞は現実的…
本当に自分がどうしたいか分かって、身近な幸せに気づくと楽になるっていうメッセージ。
この監督さんも小津安二郎好きなのかな?
何か劇的なことが起こるわけではない、少し退屈なくらい静かな作品。
でも希望あるラスト。
書き始めた脚本が、読めたものじゃないくらいのレベルだったところが良かった。40歳で、特出した才能もないけど、一緒に映画を作ってくれる仲間がいる幸せ。