Koyabun

ジェントルメンのKoyabunのレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.5
Filmarks試写会にて鑑賞。

主演が大好きなマシュー・マコノヒーというだけで試写会前から心が大騒ぎしていたが、実際スクリーンでその演技を観るとニヤケが止まらなかった。チャーリー・ハナム演じるレイも、オシャレで紳士だが、併せ持つ狂気の様なものもひしひし感じて興奮しっぱなしだった。

作品としては、作品自体が語りとともに進んでいくものだとは思っていなかった為、序盤の語りが少々苦痛に感じたものの観ていくにつれて納得して、全体をスッと飲み込むことができた。終盤の展開には手に汗握る程興奮し、見終えた後には爽快感に満ち溢れていた。とてもスッキリした気持ちで会場を後に出来た。

大学がアメリカで大麻が合法の州に住んでいた自分に取っては、紙に大麻を敷いて舌で舐めて封をする動作には当時のルームメイトがやっていたのを思い出したり、大麻が沢山ある部屋ではあの独特な臭いが蘇ってきたりと奇妙にも懐かしさを感じてしまったりもしていた。

俳優陣の演技やオシャレな風貌、爽快感溢れる展開。こういうのを求めてたと強く思えた作品でした。
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