中重優

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の中重優のレビュー・感想・評価

4.2
たった3日で興行収入46億円越えを記録し、
前代未聞とも思える上映スケジュールで
公開されている作品。
原作、アニメも鑑賞済み。

公開から数日経った今日でも映画館は、
ほぼ満席でした。
国民的人気なんだなという事の一端を
目にした感じです。
普段、映画館に来ない方々が来場されるのは、
映画界の為にも良い事なのですが…、
子供はずっと喋ってるし…、
上映途中で携帯が鳴る人数人…、
マナーの質が下がるのはちょっと…。
一長一短ですね。

ストーリーはアニメの一期からの続きで、
原作でも人気の高いエピソードです。
今回は主題歌が"炎"である様に、
序盤〜中盤までは、
"炎柱"煉獄さんを含めた炭治郎達と
"下弦の壱"魘夢との闘いを描いていますが、
この映画の1番の盛り上がりであり、
感動する場面は終盤の
煉獄さんと"上弦の参"猗窩座との死闘です。

アニメから更に豪華になった演出の数々
手に汗握る技の応酬、
魘夢との闘いでもテンションが上がりましたが、
終盤にきて、更にもう一段階上げられました。
煉獄さんの漢としての格好良さが
詰まっているこの作品は、
ぜひ映画館で観てほしいですし、
いろんな方がI MAXを進める理由も
映画を観て理解できたので、
まだ鑑賞していない方は、
ぜひI MAXでご鑑賞ください。

雪山のシーンなんて実写が
混ざってるのかと思うほどのリアルさと
美しさでした。
様々な技のエフェクトも綺麗かつ力強く、
2回目はI MAX観たくなりました。

終盤での炭治郎達へと向けた
煉獄さんの言葉には泣けてきました…。
アニメ映画でウルっときたのは、
久しぶりです。
原作を読んだ時も感動しましたが、
絵が動いていて、発せられる言葉は、
より涙を誘います。
そして炭治郎が猗窩座に対して
放つ啖呵がより泣かせてくる。

映画の続きが気になる方は、
原作を読み、アニメの二期も観てください。
煉獄さんの言動や意思を
炭治郎達がどう繋げていくのか、
見届けてほしいです。
中重優

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