東南アジアのような文化を持つ世界観が新鮮で美しい。
物語は今まさに世界が直面している問題をテーマにしている。
大切な人を奪われ、分断され、孤独に苦しみながらも他者を信用出来なくなってしまった人々。
力を持つ選ばれし者が〜でもなく 世界中の全ての人々の為に〜でもない
ただ自分にとって大切な存在の為に、ひとりひとりが他者を信じて一歩を踏み出し 手を取り合うことができれば、困難は乗り越えられ世界は良くなっていくのかもしれない。
同時上映の短編アニメも軽快でいて胸が締め付けられるような愛おしさを感じる。
こちらもこの時代に生きづらさを感じている人へ向けてのメッセージのよう。