あんこそうめん

ラーヤと龍の王国のあんこそうめんのレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.0
なんにも知らずに見たけど、
最後グッときて泣いちゃうところでした!

人々が争った結果、荒廃してしまった世界で、ひとりぼっちの姫が大切な人を取り戻す旅に出る。(ペット?いるけど)

キャラクターが全部魅力的だし、
映像や音楽だけでも美しくて圧倒されるけれど、さながら少年マンガのような大冒険と、ひとつずつピースと仲間を手に入れていくストーリーにわくわくしました!



以下ネタバレかもしれない



人を信じたせいで、とか、疑ったせいで起こった結果って、
相手のせいでもあるけれど、自分にも非があるかも…と色々な面から心を痛めてしまうものですよね。
気持ちがわかって、共感して悩みながら見ました。

誰もが大切な人を失っていて、
それぞれがひとりぼっちで必死に人を疑って生きていて、
それでも最後に全てを託して、命を投げ出し、勝ち取った結果に泣いてしまうところでした。
命が掛かっているのに根拠も無く“信じる”なんて絶対難しいのがわかっているからこそ、理想的な結末に胸が熱くなったのかもしれませんね。

シスーの愉快なキャラ大好き!
美味しそうなスープ、飲みたいー!