JICAのメンバーとして現地にいた日本人も7名が犠牲となった、2016年ダッカ襲撃テロ事件をモチーフに、ワンカット撮影による壮絶な緊迫感を見事に描いた力作。
同じイスラム教を信仰する者たちが、片や加害者となり、片や被害者ともなるこの悲惨な状況から目を背けるべきではないという、製作者の強い意思が感じ取れて、素晴らしい作品だった。
日下部尚徳さんのお話は非常にわかりやすくて、とても勉強になった。
やっぱり、宗教に関わる話とか、調べただけではわからない有識者のお話が聞けるのは本当にありがたい。
モストファ監督や出演した日本人俳優の渡辺麻恵さんとの実際にされた会話の内容なども聞けて、理解が深まった。