月見

グッバイ、ケイティの月見のレビュー・感想・評価

グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)
4.0
あぁ胸糞。
ずっと辛く悲しい。
絶望というか呆れというか。畳み掛けてくるわー。

男女それぞれの本能。
金とセックス。愛情と人間の欲。
一つの事実が、それ以上の疑いに膨らんでいく。
人を諦めることが身に染みついちゃってるから受け入れるのが早いというか、色々弁解がないんだな。

クソ親に取られないように、もっとわからないとこに隠しなよとヒヤヒヤしたが案の定。
信じたい気持ちの境界線の隠し場所が引き出しの上だったんだろうか。

親に取られないよう金を隠してること自体が異常なんだけど、同僚の件もそうだけど、ケイティは自分を犠牲にする責任感の化物なんだよな、多分。

最後、『よし行こう』までの『間』で全てを受け入れた表情の演技が凄かった。
月見

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