真山

ドロステのはてで僕らの真山のレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
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上田誠脚本のSF(少し不思議)は劇中に「今何が起きてるのかさっぱり理解できていない登場人物への説明」があるのでSF耐性がない人にも優しい。たった2分の過去と未来が重なり重なりタイムパラドックスを起こすこの作品の「SFなのにスケールが小さいところ」が私の好きポイント。家とカフェしか出ない。伏線回収というには大味な、でもそれが凄く良い雰囲気を醸し出していてめっちゃ好きだった!そして演出の妙……👏テレビを抱えて戦場へと赴く戦士、きっとこの映画にしか居ないと思う。70分という短めの作品なのにドロステ効果について考えながら観ちゃうから観終えた後に知恵熱が出る。これはマジ。
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