ドロステのはてで僕らの作品情報・感想・評価

上映館(11館)

「ドロステのはてで僕ら」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

映画よく観る人は観ておいて損はないと思う。工夫というか、仕掛けだけでも十分以上に楽しめる。上映中はずっとみんな大笑いしてた。
  
その上で自分が好きかどうかで評価すると悩ましい。台詞も絵も普段見慣れた「映画」のものではないので。。。


スタッフがインタビューでも名前を出していたけど、ワンカット撮影ということでやはり「カメラを止めるな!」が思い浮かんでしまう。あと、撮影に使われるのが通常の映画用のカメラではなく、OsmoPocketという小型ハンドカメラで絵が映画っぽくないというか。
  
ここ10年ぐらいテレビ持ってない自分にはテレビ的な絵に感じたかなぁ。あるいはお笑いとか?あ、スタッフは演劇系の人なのね。

何かそう言う違和感があるのと、映像を見て素直に大笑いするのにも慣れてなくて自分は乗り切れなかった。でも、面白い。

普段テレビ見てる人は自然に楽しめるかも。
s

sの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

史上最小のタイムトラベル(?)映画。
パラドックスへの多少の気掛かりはあるにしても基本自由に動き回る従来のタイムトラベルものとは違い、本作はとにかく2分の制限にがんじがらめ。2分でできる範囲でとにかく得をしたいとはしゃぎながらもパラドックスが起きてはならないと律儀に辻褄を合わせ続けるキャラクターたちが可笑しかった。ただ1人主人公だけ、不確実なはずの未来が確実性を持ってしまうことに怯えているという対比が絶妙だった。そんな彼がヒロインの危機には助けに行くと断言し、武器だけが増えて先の見えない状況下においても堂々としている姿はさながら勇者そのもので、ギャップに魅力〜と思った。

シンプルな設定ながらこの設定のもとストーリーを組み立て完成させるのは本当に大変だったと思う。脚本も演出も撮影も全て緻密な計算の上で成り立っていて、私が当事者なら発狂してしまうだろうな…
加えて小規模撮影だからこその組の一体感みたいなものがエンドロールのなかから感じられてこちらもグッと刺さった。(単純に階段が狭いという理由からかもしれないが)キャスト自らコードを持ってカメラを追いかけたりみんなでiPhoneの小さなモニターを見ながらニコニコ喜んでいる様子はキャスト・スタッフの垣根を越えてひとつの作品をつくる同志なんだな、と…
高校生の時に観ていたら大学で本気で映画撮影に臨むきっかけになっていたかもしれない。もっともっと日本中で公開されて、若い世代のモチベーションとなる作品になってほしいです。頑張ってください!
未来過去現在、浮かれる周りと落ち着き払っている主人公。未来に引っ張られることから脱した彼彼女が着実に現実を歩み始めるラストに、俺がこうやって今映画観て呑んだ後、帰るために歩く最寄駅からの道にも意味が出てくるってもんだ。
なか

なかの感想・評価

4.3
めっちゃ面白かった!
斬新な撮影方法によるワクワク感😆🌟
登場人物もなんだかみんな可愛くて愉快でステキだった☺️☕️
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大学生の時、同じような撮影方法でちょっとしたものを作ったのを思い出した🎥
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できればネタバレ見ずに見ていただきたい👁オススメです!👍
shiorippi

shiorippiの感想・評価

4.4
時間になぐられたーー!
ヨーロッパ企画らしすぎる映画で、ストーリーも皆楽しそうなのも制作の裏側もテレビのコードが長すぎるのも全てが尊い。
ニシカ

ニシカの感想・評価

4.0

「タイムテレビ的なヤツじゃないですかっ⁉︎」


"PCモニターが2分先の未来に繋がった⁉︎"

劇団ヨーロッパ企画による半径5mで展開されるSFドタバタコメディ。低予算、小規模ながらアイデアと実行力とチームワークがあればこんなにもワクワクさせられるエンタメが創れるのかと舞台演劇者達の力に驚嘆させられる

ローカル発がその世界線を超えていく瞬間を感じる傑作

脅威の全編長回し‼︎
ラストにもうひと爆発あればバケモノ作だった、。
ギョメ

ギョメの感想・評価

4.7

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サラッと楽しめる面白さだけどかなり「労力!!!」って感じ。この構造で何かが作れた時点でもうすごい。「市バスの音」っていう絶妙な京都ネタもよかった

ただ、「見た未来を絶対なぞる」っていう設定はよくわからなかったな。

モノマネしたらバタフライエフェクト防げるわけでもないだろうし、ヤクザのシーンとか「何回も殺されるマスターを見てその都度対策を(2分以内に)考える」の方が正しい気がする…

一番最初に札束ゲットできた理由も不明なままだけど、未来を見てしまった以上理由も「未来を見たから」に上書きされちゃうから仕方ないか
速

速の感想・評価

3.6
よくできた短編映画。もともと短いのだが、同じセリフが繰り返されるため、内容が非常に少なく感じる。小気味よいセーフティバントのような作品。
劇団ヨーロッパ企画による映画作品。
とあるカフェのテレビと店のマスターの部屋のモニターが、2分間の時差でつながり、少し先の未来が分かるようになり、そしてそれぞれを向かい合わせてさらに先の未来を知ろうとすることで巻き起こる騒動を描いたワンカットドラマ。

ヨーロッパ企画の代表作の一つである「サマータイムマシン・ブルース」のような、極めて小規模なタイムパラドックス作品。また、2分間の時差により、未来で起きることを知った後、その顛末を体験することになるので、「カメラを止めるな!」のような、違和感とその答え合わせが次々と体験できました。しかもワンカットで撮影されているので、舞台演劇作品のようなライブ感を楽しめる作りになっており、アイデアの秀逸さがさすがヨーロッパ企画です。

ドロステという理屈自体が複雑なので(実際登場人物たちも困惑してましたし)説明シーンが長いですが、その分、物語が動き出してからは、失速することなく最後まで楽しめました。次々と謎解きのお題が出されて、それを解いていく快感に近いと思いました。

サクッとみれて素直に楽しめる、とてもよい作品でした。
kohei

koheiの感想・評価

3.8
『サマータイムマシンブルース』のヨーロッパ企画らしい、日常の半径5メートル以内で繰り広げられるSF映画。2分先の未来が見えるタイムテレビの存在を契機に、その2分で何ができるだろう、とゆるくかわいく実験していくような感じの話。朝倉あきさんが出てるので観たけど、日曜日にさらっと観るには最適な映画だった。
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