『原作→アニメ→ぶっ飛び映画』
芝浜高校に入学した浅草みどりは、アニメを作るのが夢だが一人では行動できない小心者。浅草は友人の金森さやかを誘い、アニメ研の見学に行くが、そこで水崎ツバメと遭遇。親から反対されているが、アニメーター志望の水崎は浅草と意気投合しアニメを作って行くことに…みたいなのが原作あらすじだが映画を見てもイマイチよく分からない。
アニメは原作では割とサラッと終わっていった文化祭やコメットAを掘り下げて素晴らしい作品に昇華しておりアニメ化の意味は十分あったように感じるが、この映画化は意味があったのか分からない。
アイドル映画として昇華して行くのは、しょうがないにしても謎の原作改変だったりでかなり台無し感がある。
映画見てアニメ見て原作見ての順番であればかなり満足できるコンテンツになるかと思う。
現実から空想の世界に入っていって様々なロボットだったりなんだったりが実物大で作られて行く工程は、これぞ映像研には手を出すなと言う感じでよかった。
漫画や小説のアニメや実写化するは原作がより知られていったり続編につながったりして良いと思うが、もうちょっと原作リスペクトした熱量ある作品が増えて行くことを祈りたい。
