Mokun

ようこそ映画音響の世界へのMokunのレビュー・感想・評価

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
4.0
映画をとことん楽しむ人向けの、音響技師たちの活躍を歴史と共に描く作品。
製作者は、彼らの活躍を残したかったんだと思う、素敵。

映画を構成する音はサントラだけじゃない。
さまざまな効果音、自然の音、セリフ、実はこれらが印象にすごく影響してることが分かる。
そして、あらゆる音をバランス良く整える仕上げ。

これら音響技師たちの活躍によって、素晴らしい映画ができているということを理解すると、一段と楽しみ方が増えると思う。

70年台以降から一気に盛り上がってくる。
チューバッカの声、インセプションの効果音、トップガンのジェット音、トイストーリーの音、どんな工夫があって、いかにして作られたか。

5.1chの音の広がり、聴かせ方。
地獄の黙示録のヘリ音はすごい。

全編通して面白いの一言。
好きなことを仕事にしてお金ももらえてこんな幸せなことはない、毎日頬をつねる。
良い仕事だ。
Mokun

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