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運命じゃない人のaのレビュー・感想・評価

運命じゃない人(2004年製作の映画)
3.8
内田けんじと言えばアフタースクール、鍵泥棒のメソッドだろうか。アフタースクールはいまいちハマれなかったが鍵泥棒はテンポ良い伏線回収に惹かれ、感動すらした。
そこでの本作なのだが結論から言えば普通に面白い。いやかなり面白い。その理由はやはり、1つのシーンにたくさんの人物が関わっているからだ。何気ないワンシーンでもかなり重要だったり、謎の行動が伏線回収で暴かれる様子は鍵泥棒同様感動する。実に脚本が巧い。驚きと笑いが重なって中毒性がある。
また、俳優も良い。
主演の中村靖日と霧島れいか。
この二人の会話劇の二人の物腰の低さが笑えてくる。中村演じる宮田はとにかく何でも受け入れてしまいそうな性格。優しすぎて損するタイプか。一方、霧島演じる真紀は口癖がすいません。すいません。と、謝り、謝る。すこしうざったいし、心地悪い。そんな彼女がある行動を起こす。これにはただただ驚き。他の出演者もgood

一回で充分整理出来る内容だが、多方面から見れる練りに練られた脚本に魅了される。
何度も見たくなる作品。一見の価値あり。
電話番号は、、大事、。
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