二人鑑賞。
【お金はB級、内容はA級】
良作です。
大好物の伏線回収、時間軸を上手く使ってる系。
内田けんじ監督作品で一番良かった。
劇中の宮田と神田の言葉が刺さる...。
神田「なんで電話番号聞かなかったんだよ!」
宮田「いやぁタイミングなかったし...」
神田「・・・タイミングなんて無いよ。
お前が作るんだよ、タイミングを。」
神田「いいかお前、電話番号をナメんなよ?
あの11ケタの数字を知ってるか知ってないかだけが、
赤の他人とそうじゃない人をわけてるんだからな!
お前はタイミングが無いって理由だけで全ての可能性を捨てちゃったんだからな」
中略
神田「じゃあお前はどうやってこれから女の子と知り合うんだ。
お前は未だに人生を期待しちゃってるんだよ。
これからもフツ~に生活してれば、いつか誰かと出会うだろう、ステキな女の子が現れるんじゃないかな?
まさかず~っと一人ってことはないだろうな、ってな。漠然と、高校生みたいに。」
神田「いいか、ハッキリ言っとくぞ。
30過ぎたら、もう運命の出会いとか、自然な出会いとか、友達と知り合って徐々に惹かれあってラブラブとか、一切ないから。
もうクラス替えとか、文化祭とかないんだよ!
自分でなんとかしないと、
ず~~~っと一人ぼっちだよ?
ず~~~~~~~っと。
危機感を持ちなさいよ、危機感を。」