こいたけ

カサブランカのこいたけのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
2.0
「君の瞳に乾杯」って三回も言うのかよ。
第二次世界大戦中に制作公開されたアメリカ上げのプロバガンダ映画。
ハンフリー・ボガード演じる主人公とイングリッド・バーグマン演じるヒロインの恋物語が中心かと思えば、カサブランカにある主人公の経営するナイトクラブを舞台にしたちょっとした群像劇の中心に主人公とヒロインの恋愛関係があるという印象。
十五歳は年下だろう女性との昔の恋愛を忘れられない主人公はなんとも情けない。主人公の性格は皮肉屋だが情に優しいという設定(他キャラからの論評)だが、女々しいロリコンと言わざるを得ない。なに、ダンディ気取ってんだこの馬鹿と思ってしまった。
で、展開もまあはいはいこの時代のハッピーエンドですね。って感じ。あと、ピアニストの黒人は途中でどこに消えたんだ。
でもラストの友情はいいですね。

昔の名作と言われて観たらちょっとガッカリするレベルではある。
こいたけ

こいたけ