カサブランカの作品情報・感想・評価

「カサブランカ」に投稿された感想・評価

Kachi

Kachiの感想・評価

4.3
国際政治を学んだ者なら、本作はダンディズム溢れるラブストーリーのみならず、ナチスドイツ、ヴィシー政権下のフランス、そして中立(孤立主義)を貫こうとしていた米国の第二次世界大戦における国家関係を描いていることにすぐに気がつくと思う。

第二次世界大戦後の米国は、誰の目にも好戦的な国家に映るだろうが、米国は長らく欧州情勢には不干渉姿勢を貫いていた(モンロー主義)。それがカサブランカにおけるリックのシニシズム、およびダンディズムと重なる。(実際にどうだったかはさておき、そうありたかったという意味で)

リックの短く小粋なセリフは、米国は国際世界において「かくありたい」という宣言である。

「君の瞳に乾杯(Here’s looking at you, kid)」は、国際政治において自由と民主主義を錦の御旗に弱き者を助ける意思を。

「ルイ、これが美しい友情の始まりだな(Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship. )」は、米国と自由主義、民主主義国と連帯して、戦後秩序を維持する決意を。

それぞれ表明しているようであり、それが単なる恋愛映画に留まらないこの映画の奥行きを生み出している。

何度観ても、この映画は色褪せず、美しい。
とも

ともの感想・評価

-
・フランス人の愛国心
ヴィシー政権の支持者いたのか
ドイツ人はモロッコまで来てた、驚き

・主人公元恋人が勝手でむかつく
モリ公

モリ公の感想・評価

5.0
リックのハードボイルドさには惚れる。
いろんなシーンで流れる「As Times Go By 」で切なくなる。
こんなかっこいい男になりたい。
見終わった時、あるキャラがたまらなく好きになる。
terusuk

terusukの感想・評価

4.4
Here's looking at you, kid.
「君の瞳に乾杯」
ハンフリーボガートの名台詞、不朽の超訳
が沁みるクラシック。

時代背景も考慮するとなかなか踏み込んだ作品であることは間違いない。

イングリッドバーグマンの凛々しさは映画史に残る作品のハイライトのひとつだ。

ストーリーは出来過ぎだろう。
恋敵に愛した女を託して身を引き、自らはレジスタンスに身を投じるという幕切れはハードボイルドの極致なのだ。

つまり、ボギーのダンディさとハードボイルドな台詞に酔えるかどうかがポイントになるんだろう。

「Where were you last night ?
That’s so long ago. I don’t remember.」

「Will I see you tonight ?
I never make plans that for ahead.」

めんどくさいことこの上ない男なんだが、伝説のスターに言わせたら映画になってしまうので仕方ない。

ヒロインのイングリッドバーグマンの役はなんだろう。
天女の如き比類ない美しさに反して、設定上は不倫、レジスタンスの闘士の妻。
どアップばかりなのに一分の隙も無い。
まさに銀幕のスター、桁外れの美しさだ。

見所はこんなもんだろう。
モノクロフィルムによるクラシックの世界のお伽話だ。
きょん

きょんの感想・評価

4.0
なんで見たかったんだっけな?
忘れましたがよく映画の中に出てくる映画シリーズだったような。。

第二次世界大戦中、ナチスドイツが広がる中在欧フランス人がアメリカへ亡命する為に、西欧の玄関口のリスボンを目指していた。
リスボン行きの飛行機がモロッコ・カサブランカから出発するが、なかなかリスボン行きのチケットは取れず、多くの人がカサブランカで待つ日々が続く。。という背景のなか、主役はバーカジノを経営しているぴりっとした男性リック。
リックを中心としたラブストーリーなんですが、なんか「ラブストーリー」という響きがぴんとこない激動の時代に生きた人々を描いたというか、そんな風に映った。
むしろラブストーリーとしてはどうなんだろうか?
もう少し年を取ったらまたみたい作品。
貝柱

貝柱の感想・評価

3.4
I wish I didn’t love you so much. って言ってみたい!!!
シルク

シルクの感想・評価

4.3
ようやく観ました!
この作品は、母が好きでした。

《君の瞳に乾杯》《きみと幸せだったパリの想い出があるさ》
別れ際のこの名台詞には泣かされました。

ナチスドイツのヨーロッパへの侵攻、リスボンへの亡命の為、航空チケットを巡っての人々がたどり着いたモロッコカサブランカ🇲🇦
そんな戦時下で、互いに素性も明かさず、ただ叶わぬ恋に落ちた二人。

台詞、一つ一つが粋で、ロマンチックで、切なくて、タバコを燻らす仕草、そして何とも素敵な絵になる大人のキスシーン。

名曲《時の過ぎ行くまま》は、耳から離れません。

映画館の大きなスクリーンで観たい作品でした!
緑雨

緑雨の感想・評価

3.5
今になって観ると、完全なるプロパガンダ映画で、これが名画だと言われてしまうと戸惑ってしまうが、まあそれも時代。

少なくとも自分には、この映画のバーグマンは全く魅力的には見えない。ピンで映るたびに紗がかかるのには苦笑してしまう。
魅力のほとんどはボギーのものだろう。リックのカフェの店内のシーンは尽く面白いが、パリの回想シーンなんかはあまりの凡庸さに愕然とする。

クロード・レインズ演じるフランス人署長の曖昧な立ち位置が良きバランサーになっている。
8

8の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

手落ちのないように心配りをするリックと黙って秘めることを再び決意するイルザ… これ以外にはない関係の終結
妻への愛してるの返答がわかっているわであること、苦しげなようす、やさしい嘘をつく主人公の本心などに一切気がつかない鈍いラズロを著名なレジスタンスの闘志と設定することで、妻であるイルザがカサブランカにのこる選択肢をなくし主人公リックから俺たち3人のことなんかたいした問題じゃないという台詞を引きだす ゆれ動く時代のさなかで出会う順番をかけ違ったがゆえに二人にはパリが、言いかえればパリだけしか残ることのない運命をほろ苦くえがいています
ルイと並んで歩いて行く霧がかった画面、セリフはその先の未来の光がうかがえるとてもいいシーンでした
そういえば通行証を求める夫婦はもうひと組登場しますがその夫も妻が身を張ろうとしていたこと、主人公の助け舟の真相などなんにも気がついていないようすが顕著で印象的です お礼を言うのも妻のみで、悪人ではないが鈍いことは罪深いという点でラズロとかさなり考えさせられました
S

Sの感想・評価

3.5
思い出で生きていけるってかっこいい
ルーレットのとこといいリックいい人だ
>|