やすひろさん

カサブランカのやすひろさんのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.0
2022年310本目 キリ番は名作
「カサブランカ」

この映画古いけどテンポが良く先が気になる
観ていて退屈しないのが嬉しい

フランス本国をドイツに占領された第二次世界大戦時、アメリカに逃げるには北アフリカのカサブランカという街に留まり出国できる日を夢見る人が集まる。街の社交バーのオーナー(ハンフリー・ボガード)のもとにかつて愛を誓い合ったイングリッドバーグマンがレジスタンスの英雄と現れる。

・まずはボギーとイングリッドの恋愛映画。愛を誓い合った過ぎ去った過去のあの日何故イングリッドは来なかったのか?これがまた拙い言い訳がましいイングリッドがそれ故に洗脳されてるかのような同志への愛を感じる。


・そして大戦時のレジスタンス映画。ナチスに対しての不屈の精神、フランス国歌ラ・マルセイエーズを歌うシーンはフランス人ならずとも鳥肌もの。

・名ゼリフてんこ盛り!
「君の瞳に乾杯」は意訳だった。劇中では
Here’s looking at you,(guys)
直訳するとここに君の瞳を見る俺がいる
2回いうが2回目はguysが入ってる

「昨日何してたの?」
「そんな昔のことは覚えてないね」
「明日は何するの?」
「そんな先のことはわからないね」

・「聞き分けのない女の頬を一つ二つ張りとばして〜♪」
沢田研二歌う「カサブランカ・ダンディー」
全く嘘っぱちです。ボギーは半グレじゃないよ?別にイングリッドバーグマンの(そして誰の頬も)張り倒しません。今ならアウトだけどってボギーの当時もそんなことしてないしハリウッドは訴えるべきだったと思うくらい沢田研二と作詞家は最低
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