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ディヴァイドのaのレビュー・感想・評価

ディヴァイド(2011年製作の映画)
4.0
冒頭、主人公の女性の目から涙が流れる。
その瞳からは核戦争が起きたのか、街が爆発される。一心不乱に逃げた先には地下フィルターがあり、9人の男女の闇の部分や秩序が崩れる様子を描く。

序盤からテンポがいいというか突然の出来事が目の前で起きて訳が分からない。外でなにかが起きてるのは明確だが宇宙人襲来か戦争か最後まで明かされない。だが問題はそこではなく、限られた空間で人間はどのように壊れるか、人が人を傷付けていくのか。これが非常に面白い。てっきり、B級作品だと思ったら全然。演技、音楽、写し方。どれを取っても普通に上手い。徐々に壊れ初める人間関係や上下関係。人間が獣になる瞬間。ラストシーンは何を意味するか、、、
見ていただきたい一作。
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