すばらしき世界のもりもりのレビュー・感想・評価

試写会にお邪魔してきました。
もう....すばらしすぎる作品でした。
感想をまとめたいって思っても
まとめきれなくて、何から書いていいものか。
そして、余韻がすごい。
心をえぐられては、心を埋められて、またえぐられて、その繰り返しといいますか。。。
なんだか号泣しっぱなしで、
見終わったあとは鼻水ティッシュが大量でした。

「100%」という言葉が主人公の
三上ほど似合う男はいないんじゃないか？
と思うくらい、彼は何事にも100%の男でした。
曲がったことがとても嫌いだからこそ
100%で人助けをする。
怒る時も100%すぎるから過ちを犯す。
でも、100%人と向き合うからこそ
この人に力を貸してあげたいと思う人がいる。
彼ほど愛くるしい人物を見たことがない。
そんな彼と関わりをもつことによって、
忘れかけてた感情が甦ったりする。
今の生きづらい世界を再現している部分が
とても多くて、
ところどころ自分に言われてるように
錯覚してしまうシーンもありました。
何事においてもそうだけれど、
「繋がり」って大事なんです。
「人との繋がり」ってないと生きていけない。
一人でなんて絶対いきていけない。
周りにいてくれる人の有り難みを
改めて考えさせてくれました。
言いたいことはたくさんあるのに、
文章にするのがとても難しい。
一人でも多くの人に劇場で見てもらって、
何を思ったか、何を感じたかを教えてほしい。
友達、家族、彼氏と
見に行くのももちろん良し。
でも、できれば一人で見てほしい。
私の中で一人で見たい映画No.1。
作品と必ず向き合ってほしい。
一言一句聞き逃すことなく。
私はそれをおすすめします。
きっと見終わった後は
気持ちを消化するのに時間がかかるから、
予定をあけることもおすすめします笑

今まで見てきた映画の中で
1番心にグサッと刺さり
すーっと入ってきた作品でした。