元やくざが出所し、一般社会で生きていく話。
社会に適合するとは?
それは感情を殺すということなのか?
そういうことを考えさせられる映画でした。
ここからどう成長していくのかというところで、
三上さん…
・唯我論的世界
みんな自分の味方、しかし建前も存在する、しかし建前が恥じらいを隠して背中を押してくれる
・シャバ
ダメ出し減点制の教習所に行き、ニットを被りメガネをかけリュックを背負わなければなら…
普通とははたして正しいのだろうか?
この映画で突きつけられた。
日本人。正しきを押し付け曲がった者を淘汰する人種。
この作品での役所広司さんの素晴らしさをもろに出したものだった。
普通と…
三上は凄く純粋なんだよね、虐められている人は放っておけない、頭にくれば瞬間湯沸かし器、自転車プレゼントされた時の子供のような喜び方
入墨や前科を気にせず接してくれる人を有り難く思うが、自分も障害のあ…
罪を犯した人に対して厳しい社会
出所後5年以内の再犯率は50%というデータもでてきたが、元受刑者という烙印を押されて社会を生きていくのは本当に過酷
犯罪をしない、刑務所に戻らないと心に決めても、…
登場人物の感情や人間性、関係性がシーン毎に余りにコロコロと変わり軽薄に見えてしまう。これは原作の内容を限られた時間に収める難しさかもしれないが、描写的な余白も時間的な余白も余りに足りない。
魅力的な…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会