人は誰もが冷たくて、誰もが優しい。自分のちょっとした行動や受け取り方、相手のその時の状態でどうとでも転んでしまうのだろう。それならこのせかいは素晴らしいと思いながら生きた方がきっといい人生を送れるの…
>>続きを読む愚直で真っ直ぐ、ただ不器用な主人公が、強い逆風が吹く中、色んな人と手を取り試行錯誤しながら課題を乗り越えて向き合っていく姿を描いた映画。
偏見や噂を鵜呑みするのではなく、自分の目で見て感じて考えるこ…
タイトルのすばらしき世界というのが皮肉に感じるストーリーだった。主人公はある意味真っ直ぐすぎてトラブルが起きてる感じかねぇ、、務所に入ってないだけのクソな人というのは世の中沢山おるよなぁ、、というの…
>>続きを読む一度社会のレールから逸脱した人間が、社会に溶け込むために堪え忍び、更生し真っ直ぐに生きようとする姿が人を動かす なんてのは普通に生きてきた人間の感性でしかなく、現実はこの結末。素晴らしき世界というタ…
>>続きを読む上質な映画だった。
誰もが悪人になりたくて生きてるわけじゃないし、みんな自分なりの正義の中で生きている。社会の中で生きるには時にはその正義をしなやかにしなければならない。
三上さんの周りには素敵…
現代の人間社会では、僅かに見えた光と思えた期待や未来すらも幻であると、
この社会の枠に嵌る限り、夢など無いと訴えられた気がする。
大人しく生きようが堂々と生きようが、思い通りの素敵な世界などありえ…
刑務所から出所した人たちはどんな人生を送るのだろうか。
本映画はヤクザの方が主人公。
この方の成り立ちと生き方を考えると、生きづらいなぁと思うばかり。
気に入らなければいきなり怒鳴る。
上手く行か…
「"普通の人"として生きようと足掻いた、1人の男の半生」
ヤクザの道を歩み、人生のほとんどを刑務所の中で過ごした三上。10数年の服役を経て出所したが、そこには三上にとっては生きづらい世界が広がって…
「一度罪を犯した前科者は社会から関わりを断絶され、居場所がないことで社会復帰をする難しさを描く作品」というありきたりなテーマではあるんだけど、今作は三上さんの更生しようとする心をみて手を差し伸べる人…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会