劇場を出た後、六本木の夜景を見て、世界が美しくて泣いた。(マスクあって良かった)
久々に、この映画が終わらないで欲しいと思った。
社会的に外れたとみなされる三上さんを囲む優しい世界と厳しい現実の対比、
だけではなく、三上さん自身が持つ鋭さ、危うさが終盤まで支配しているので、緊張感が続く。だからこそ、緊張が解かれたラスト、そしてエンドロールで涙腺崩壊。(途中も泣いてたけどね!)
ピントの外れた光の使い方が印象的で美しい。
この世界は不器用だったり不完全でも、お互いを補い合って思いやって生きていれば美しい。