主演の役所広司演じる三上。
真っ直ぐにしか生きることができない姿がかっこよくて痒くて、ついカッとなってしまう攻撃的な場面には終始ハラハラ、時折見せる笑顔から滲み出る優しさが刺さり、表情・行動全部に圧倒される。
終盤の介護施設のシーンが痛烈。三上が自分を抑え社会に馴染むことができたらきっとうまくいくのにと思っていたけど、自分の正義を押し殺し(モップ)職場の人たちと笑い合った時、そこは三上にとって生きやすい世界になっていたのか、、。
大賀や六角精児はもちろんのこと、警官から施設のおばあちゃんまで役者陣全員が素晴らしかった。