ノエル クリスマスに生まれた奇跡のまぁやのレビュー・感想・評価

クリスマス気分を味わおうと、適当に選んだ作品。ライトな味わいでさらっと鑑賞できる。

ノエル役の女の子がキュート。クリスマスに誕生したノエルはミラクルな力を授かっていた。それは、イライラした人達を一瞬で穏やかにしてあげること。

ノエルはスノードームを名産とする町に誇りを持ち、そこに生きる人々を愛している。彼女は町を開発して大きなカジノタウンを作ろうとするデベロッパーに闘いを挑むが。。

特に心を惹かれたのは、さりげなく平等な人間関係を描いていること。ノエルの親友は、障害を持っている男の子だけど、優しくて聡明な心の持ち主。二人の会話の様子や、チームになって遊んだりスポーツをしている様子に心打たれた。なんだかすごくいい。

それから、自分が生まれ育った町を深く知り、愛情を持つことの大切さをしみじみ。このストーリーの中で描かれていることは日本のあらゆる地域で起きていること。愛情を持たなければ、いとも簡単に利権に絡んだデベロッパーに土地の景観を破壊されてしまう。。

たぶん、半年たつと忘れてしまいそうな内容なんだけど、クリスマスを味わうにはほどよいかな。