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プラットフォームのkjntjmpjのレビュー・感想・評価

プラットフォーム(2019年製作の映画)
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モザイクがひどすぎる

資本主義の可視化

共産主義の映画

↑均等に分配という文脈で最初は共産主義に傾倒するものかと思ったけど、後から考えれば資本主義に対する政府の役割を問うものなのかもと思った。富(=食事)は市場原理に従えば見えざる手によって再分配されるはずだから、管理者たちは全員に行き渡ると考えている。しなし個人が好き勝手にそれを懐に入れるせいで上手く機能していない、それを調整する役割として政府(主人公)がいる。という感じで、弱者を救うのは政府しかいない、のようなメッセージがあるのでは

自分→パンナコッタ→少女が伝言がなんの暗喩かわからない

結局どうなったのか分からんところが、現実社会に対する問題提起なのか

現実社会において様々な形で存在する資本が、食事という人間に必要不可欠なたった一つの要素に纏められて、上位階層の手からから零れ落ちたものを下位層が啜っていく構図はわかりやすくて結構入り込めた。途中でここでは何の価値もない大金を大事に抱える人が出てきて、滑稽にもそれを守ろうとする姿に、社会の価値基準に適応出来ないことが意味するものや、代替物でしかなくそれ自体では何の価値もない貨幣というものに対する皮肉が込められているのではと思った。

手でなく言葉でまず説得しろと上位階層で言われて、それを実行しようとした次の階層で失敗して結局武力行使っていうのが、現実に対する皮肉のように思えた
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