さいしゅん

プラットフォームのさいしゅんのレビュー・感想・評価

プラットフォーム(2019年製作の映画)
3.5
絶対的なヒエラルキーは『スノーピアサー』を連想させた。
環境の変化が無い作品だが人間性や精神の変化によって色の濃い作品だった。

予想より早い階層で無くなる食べ物は、現実問題でもあるパレートの法則に似ていて、恐らく50-60層くらいで8割は無くなるだろう。
現実世界では、今自分達が手にしている利益は自分より上流の人たちの"残飯"と認識できないことが作品との違いではある。しかし、形はどうであれ何かしらの"おこぼれ"である可能性は大いにある。

"上"や"下"を覗いてみよう。