スペイン産SFホラー！！
予告からは想像出来なかったですが、なかなかグロかった😥
【富裕層】と【貧困層】をひとつの建物に例えた異色の作品。
最上階の0階から四角い台座〝プラットフォーム〟に乗ってエレベーターのように食事が下りてきます。
主人公のスタートは48階、良い階層です。
〈ルール1〉
1ヶ月ごとに階層が入れ替わる
〈ルール2〉
何でも1つだけ持ち込める
〈ルール3〉
食事が摂れるのはプラットフォームがある間だけ
各階層に人間は2人。
下の人は上の人が食べた〝食べ残し〟が食事です。
上層が食べれば食べる程、下層の人達は食べる物が無くなります。
今は上層でお腹いっぱいになれても、来月には下層かもしれない…それを知っている人達は夢中で食事します。
プラットフォームが降りてきても食べ物が残っていない下層があります。そうなると食べる物は〝人間〟しかありません…
部屋から脱出は不可能。
自殺するかどんな手法でも生き残るか、選択肢は少ない。
聖書にまつわるお話なのか、ヨハネしかわからなかった私には難解でした。あとドン・キホーテも比喩として出てきます。
似た作品でトム・ヒドルストンの「ハイ・ライズ」と言う映画がありますが、あちらは吹っ切れているのに対してこちらは救いが無い。
主人公は救われたことになるのかな。
