格差社会を建物の高低差で表した社会の縮図が見れる映画だった。
みんなが平等に、といえば聞こえはいいけど、実際にはそんなことは無理だよな〜っていう現実を見せられた感じ。
下層部から上層部に移動したやつは下層部のは痛みがわかるどころか、逆に下層部に嫌がらせし始めて結局人間って汚いな〜と思った。
反対に真面目な人が馬鹿を見るのかななんて思ったりも。
管理側の人間がこの施設に入って絶望するシーンも、上の人は下の人の現状をなーんにもわかっていないんだなって。
もしくはわかった上で、それをどう解決するかを見る人体実験的な感じなのかな。
だとしても、自分の立場を利用して人の命を軽く扱ってるようにも捉えられるな。
若い命に最後を託すって解釈でいいのかわからないけど、もしそうだとしてもいずれその子も自分が生きていくためには人を蹴落としたり見下したりするんじゃないかな。
結末がモヤモヤする状態で終わったのと、自分がキリスト教に明るくないからわからない部分が多く、最終どうなったのか気になる。
パンナコッタ!