しっぽ

弥生、三月-君を愛した30年-のしっぽのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

弥生がバスを追いかけるところとか教室で啖呵切ってキスするところはよかったけど、サクラがあっさり亡くなって弥生はこんなにカッコよくていいやつなんだよっていう印象づけのために無理矢理入れた感が強かった。
もう少しサクラとの3人のシーンがあったら感動できたかなとおもう。

あと病気とか震災とか事故とか家族のこととか色々と盛り込みすぎて、一つ一つがあっさりしてていまいち感動できなかった。
特にAIDSと震災は感動を煽るため一材料として軽く扱っていいような題材ではないとおもう。

キャストの演技はよかった。
波瑠はやっぱり女の子女の子した役よりこういう明るくてサバサバした役が合ってる。後半の暗い演技も良かった!
あと波留の歌声が綺麗でびっくりした。
成田凌の演技も流石という感じ。

せっかくキャストも良いし、三月だけを切り取って30年を描くという手法は面白いなと思ったので、ちょっともったいなかったと思う。
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