ブタブタ

ラトルスネークのブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

ラトルスネーク(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

テキサスの荒野を車で行くシングルマザーのカトリーヌとその娘。
しかし娘がガラガラ蛇に噛まれてしまい近くにいた女性に助けられたものの相手は悪魔?で「日暮れまでに誰でもいいので一人殺す事。さもなくば娘は死ぬ」と儀式?強制デスゲームを課せられる。
特に話しに起伏はなく、誰を殺すのか、それとも殺せないのかだけなので正直長い。
要所要所で「早くやれ」と現れる、黒人、トラッカー、神父、子供、ハイカーのこの儀式で不条理な死を迎えた犠牲者達は亡霊というか、悪魔の使い魔的な存在になってしまうみたいなので、あのゲス男もコレから「ヒッチハイカー」ってキャラクターになってしまったのか。
カトリーヌが銃を買いに行った闇業者の男が「女房は銃を口に加えた(死んだ)」って図らずもカトリーヌがゲス男を結局殺せずに娘の為に死のうとした最初の死のパターンを何故か予言?してたのであの闇業者も悪魔の使いか何かなのかと思った。
ラスト近くで死者達がシルエットで崖の上に勢揃いしてるシーンや、廃墟の教会と前に立つ神父が突然燃え上がるシーンなんてまるでホドロフスキーみたいで映像は素晴らしかったと思う。
之がブラック・ミラーみたいなオムニバスの1エピソードで30~40分くらいだったら纏まっててよかったと思う。
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