マーベル大好き

コンフィデンスマンJP プリンセス編のマーベル大好きのレビュー・感想・評価

3.7
好きなシリーズですが観るのにとても勇気がいりました。三浦春馬さんのジェシーと竹内結子さんのスタアが出てくるたびに心抉られる気分で…でも映像を通していつでも会える。そう思うと寂しさが僅かに和らぎます。

作品の舞台はシンガポール(ロケ地はマレーシアですが)、夜景やネオンの煌めきと真っ白な砂浜と青い空と海の映像が鮮やかです。
本作もダー子とボクちゃん、リチャードが華麗に騙す。

ただ、個人的には仕込みのネタやストーリー、ラストの衝撃、エンディングロール後の演出は前作の方が上だったかなと思ってしまう(たぶん前作を踏まえた上での作品だからストーリーやオチが読めてしまうからかも)。少し詰め込みすぎたというかキャストを増やしすぎて肝心の仕込みのネタの質が落ちてしまった感が否めない。

それでもキャストは豪華だし娯楽として十分に楽しめる作品でした。

それにしてもキルビルもしくはタランティーノ監督が好きなのは田中亮監督なのか脚本の古沢良太さんなのかどっちなんだ。前作といいエンディングロール後の演出もキルビルにかぶせてきたな😂