めちゃくちゃリアルな恋愛の始まりと終わりを描いた映画!
とにかく台詞(脚本)の一つ一つが丁寧でじわじわと心に広がっていく。
麦くん(菅田将暉)も絹ちゃん(有村架純)も根が本当に優しい性格。
それでも環境とか月日とか身の回りのものが変わっていけば、それぞれいろんな部分が変わっていくことを感じました。
恋が始まった時は2人の価値観は似ていると思っていました。
共通点の多さ、全く同じ趣味、考えまで一緒。
でも4年も一緒にいれば表面的ではなくもっと深い価値観を知ってしまう。
「互いに何を大切にしているのか」がわからなくなってくる描写が本当にリアル。
お互い好きで、大切な存在。
それでも別れを選ぶ。
「はじまりは、おわりのはじまり」
麦くんも絹ちゃんもどちらが悪いわけでもな行けれども、微妙に少しずつすれ違っていくところにとても共感できました。
繊細な台詞に、日常の描写。
めちゃくちゃ良かったな〜!