ぎゃ

花束みたいな恋をしたのぎゃのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
-
2024年、この年齢になったからこそもう一回見て!!って当時一緒に見に行った友達に言われて2回目
当時全く泣けへんかったけど、今日は泣いた
それはそれは泣いた
ティッシュを取るのもしんどくてスウェットで涙を拭き続けた結果左袖だけ濃いスウェットになるくらい

はやく天竺鼠の単独に行きたいよ泣

映画が好きで、本が、同じような作家が好きで、映画の半券をしおりにするタイプで、わっ!ってなる気持ちはわかるけど、実は天竺鼠の単独行くの忘れてて〜ってなったらもうその時点でこいつはお笑い齧ってますよ感をだすためにそれっぽい天竺鼠を選んでるやん。と思ってしまうけどこの場合自分も忘れてるから同じか。
まだこんなことを思ってしまう自分が1番めんどいなーと思う。

告白の日の始まりから心臓ぎゅーってなった、、
こっちが緊張する
ガスタンクと不意に写真撮られてあんな可愛いことない
ありかす可愛すぎる
冬の女の子ってほんとーにかわいい、コロコロもこもこで

ひどくつまらない映画でも途中でそんなことしないでよ、、終わってからつまらんかったなーワハハでいいやんって思うけどこれも多分大半の男女は別にそんなこと思わへんと思うから、そういう自分が理解できないちょっとした描写にうんざりして当時はあんまりハマらなかったんやろうなーって思う
👆別に今も理解できたわけではない全く

絹ちゃんのママの「社会に出るってことはね、お風呂に入るのと一緒なの」がとてもとても今の自分に刺さりました
私は今完全に社会の歯車から離れて、自分の世界だけで時間を過ごしてしまってる、、

仕送りがなくなったから散歩のコーヒーをコンビニにかえたって、別に好きな人と飲むコーヒーはなんだっていいやん!!!と思うけど、生活水準が変わっていろんなことが前とは違っていってしまう過程を見るのは辛い
自分の生活にしろ、誰かとの関係にしろ現状維持って簡単じゃないよね
合わなくなって行った先の喧嘩も、もう別れるなーって雰囲気の最後の楽しい時間もしんどすぎて大泣き
後半ずっと泣いてた
友達の別れ話でも、映画の別れ話でも泣ける
私の行く末は柴田理恵

羊文学、長谷川白紙、崎山蒼志、ほんまにすごいな〜
「THE」って感じすぎる
友達から、「この知ってる人は知ってる絶妙なラインのカルチャーを攻めてるのは、坂元裕二さんが知らん人のインスタをネトストして()流行りの移り変わりを観察した」
みたいなのを聞いて本当に感動した
だってそうじゃないとおかしいくらい一定の層を攻めにきてるから
途中ででてきた「ショーシャンクの空に」「魔女の宅急便(実写)」の大人の男女には響かないんやろうなーと思いました
もう自分はそちら側の年齢やのに、いつまでも精神年齢が小学生のままで、映画もドラマもみたいし、すきな本も雑誌も買いたいし、好きなこと仕事にしたいし、うまいこといかんかってもどうにかなるやろーと思ってここまできてる。
このままでは麦くんに呆れられてしまう
大人になれへんし、大人になりたくないのにどんどん時間だけが過ぎてくよー!!!焦るよー!!

と思いつつ楽しい予定でおなかいっぱいの4月ですピース


👇公開時のレビュー
2人がめちゃくちゃ楽しそうやった分、後半どんどん辛くなった
追い討ちをかけるように、思い出の席で話してる学生
出会いも別れも人間関係なんでも奇跡すぎる、、、ただ自分には全く理解できひんかった
天竺鼠のことがほんまに好きならあんなおもろい単独忘れるわけないからな!!!!あほんだら!!!と思ったから
ぎゃ

ぎゃ