シッカン

花束みたいな恋をしたのシッカンのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.9
おそらく主人公達の2個上であり大学時代は京王線ユーザー、当時好きだった音楽はフィッシュマンズ・ゆらゆら帝国・モールル・ピーズ、当時バカにしていた音楽はラッド・セカオワ・ワンオク、就活の頃に彼女ができ、社会人になって破局。おまけにさわやか擁する静岡県出身のオレ。

え、なに?こいつら。殺す気?
2年前に愛がなんだという映画を見て、おそらく生きてるうちにこれより辛い映画体験は無いなんてタカをくくってたら、余裕で同じくらいの致命傷負ったんだけど。
夜の甲州街道とか映すのホントやめてくんね?殺すよ?

素晴らしいシーンはいっぱいあったが、それらについて一つ一つ語る気にはなれない。そして、この映画を見て鼻白んでいる人がいるのも全然理解する。構えるな、俺は敵じゃない。

しかしこの映画を見て自分を保つ言葉はただ一つ、「殺すぞ」。全方位全時空の俺・そして皆に言う、殺すぞ、しっかり生きて行け。
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