Nina

花束みたいな恋をしたのNinaのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.0
現役大学生の私にとってこの映画は最高傑作だと思った。
きっと10年後20年後、自分が26歳の時にこの映画をみたらまた違う感情に押しつぶされていると思う。

花束のような五感すべてをくすぐる素敵な映画だった。

設定が誰もが共感でき、どこの場面をとっても違和感無く、多くの大学生が一度は経験するような出来事でとてもリアルだった。

とにかく坂元裕二さんの言葉センスがたまらなく素敵で、私が1番印象に残っているのは
"協調性や社会性は才能の敵だからな"
この言葉を言われたにも関わらず、協調性に負けていく菅田、才能を応援してくれた先輩の死。

ほかにも出会って海でのデートはエンディングにかけて、恋愛の終わりのはじまりを感じさせたり、最後にはじゃんけんでパーがグーに勝っていたり、たくさんの伏線があり、伏線回収にワクワクしてる。


26歳になったとき今日一緒にみた彼氏と隣でもう一度見れますように。
 
Nina

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