日本版 500日のサマー ってかんじ。
同じ映画館でたまたま一緒に観てる誰もが、共感できる要素ばかりなのに、誰もが違う日々に重ねてると思うと面白い。
私としては、もう体験できそうにない、慣れない二人が距離を縮めていくあの時間は懐かしい。
ただ、ここまでキレイに恋愛というものを「こうだよね」と説明されてしまうと(あえて、説明という言葉で)
なんというか、ほっといてってなった(笑)
例えば、頼んでないのに占いされた感覚。
当たるかわからないし、信じなきゃいいんだけど、気にしちゃうからやめてよって。
500日のサマーは、あまりセリフが多くなくて、サマーの心を掴みきれないのに、サマーにすらなれるっていう自由さを残してる余白に気楽さと希望があって好き
“花束みたいな〜”は、経験とか価値観によって生じるズレとか、よく言う情とか、そういう、言語化できないギリギリの部分を丁寧に説明されてしまって
あー、私だけのクツクツした感情ってこんなに「あるある」なのか、なんだかな〜って。
マイナスのような感想だけど、総じて良かった!!この感情になれたことも良かった!!