Hiro

花束みたいな恋をしたのHiroのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.6
明大前で終電を逃した2人の男女の交際を描いた話。京王線ユーザーにはエモい作品です。

見る前はハッピーエンドのよくある話かな?としか考えていませんでしたが、蓋を空けてみたら、恋愛の生々しい部分を全開に出した映画でした。
何より彼女と見に行ってしまったことが一番の失敗で、この先どうなるんだろって不安が増えました..

恋愛も初めは幸せだし、この先永遠と続けばいいなと思っても仕事や同棲することで環境が変わったりして上手くいかなくなる。そんなことを自分達の生活に近しい身近な出来事から事細かに伝えてきます。ずっと上手くいく方が案外少ないと思うし、恋愛って難しいですよね。。

同じ題材を扱ったもので【500日のサマー】というものもありますが、本作の方が身近に感じるためより共感する人は多いかもと思いました。

菅田将暉か有村架純のどっちが悪かったのかって議論はあると思いますが、正直どちらの気持ちも分かるし甲乙つけれないですよね。
でも、僕だったら現実主義の菅田将暉になるかなって思いました。
「恋愛は賞味期限」って言葉が刺さりました。
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