エマ

花束みたいな恋をしたのエマのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5
泣いたりすることは無かったけど、ここまで胸がギューってなる事って映画の中でも初めてだったかも。
なんか変な気持ちになるのは最後のシーンのおかげかも。
バッドエンド的で底に落とされそうになるけど、そこに最後のシーンが一輪の花どうぞみたいに挿入されて、それがこの物語の「救い」になっている。どん底に落とされたいというのが希望でこの手の映画を観た人は寸止めされたようなどこかもどかしい気分になったのでは…笑

皆経験する「初めての愛」はたくさんの初めてがあって、全てが色付いていてカラフルで花束のようにも感じれるだろう。

麦くんは白い花の花言葉、調べたりしたのかな?


プロボーズの時に花束を渡す人が多いのは、花束=恋愛を結婚では与えられないことの象徴?笑

また花束みたいな恋愛したいなぁ、きっと甘い考えだよなぁ。

「ブラジルW杯よりマシ」「まだこの余韻、上書きされたくないんだよ」「カラオケみたいなカラオケ」「サンキューボタン式信号」

表現がどれも優しくてユーモアがあって、それこそ花束みたいな映画だった。
エマ

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