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花束みたいな恋をしたのayakaのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.3
邦画の良さが出てて良い意味で期待裏切られた。
泣いたり笑ったりとかはなかったし、ツッコミどころは確かに多かったけど、考えさせられる点では良かった!



【以下観た直後殴り書き】
麦さんの現実的なのも分かった
絹さん的な感性重きに置く考え方も分かった
(私は前者の考え方があって後者みたいな生活してる自分嫌いみたいなところがある)

なんで別れた方が良かったのか?

恋愛と結婚を完全に分けたい自分としては別れる理由がイマイチ腑に落ちてない
むしろ同じ空間で暮らすみたいなの若干私にとっての目指す姿だけに

絹さんにとってはそれが「妥協」だったんだろうけど


「恋愛」してた頃が素敵な思い出=花束ってことなんだろうけど、
それはそれで、一方今は受け入れられないってのもなんか分からん
もうちょい頑張れば日常的な方でも歩み寄れるのでは?とか思ってしまったが当人の立場に立てばそんなことないか

まあでも確かにあれで結婚したら旦那側モラハラ夫化不可避な気もする
それを「はいはい」って受け入れることが幸せな妻しか麦の相手には駄目だったっていうこと?


基本的に終始麦さんに大共感だった
「仕事は遊びじゃない」の下りはほんとに自分の父親すぎて、責任感あったらそうなるよな、と、言い方まじで酷すぎるとは思ったけど理解しかなかった

これに逆ギレしなかった絹に対して「大人になったな」と思ったけど
そうじゃなくて言い返して喧嘩する気にもなれなかったんだろうなあの時点で

そういうこと言われてムカつくうちは絆がある、というのはマジで真理なんだろな


→→→
別れた後の2人それぞれに相応しい相手って誰???っていう。そこが見えなかったから問題提起に終わった映画という印象
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