普遍的なテーマながら、リアルで微笑ましいシーンの切り取り方や録音して記録された音声、子どもたちへの台本なしインタビューを通して独自の世界観が作られていた。
マイクミルズ監督は、この普遍性と独自性のバランス感覚が上手いと思う。
この上なく愛おしい
だけど時々ゾッとさせられる複雑な子どもへの心境、そして子どもとはいえ1人の他人と理解し合うことの難しさ。それでもこの日常を生きて行かなければならないもどかしさ。今の社会背景含め、幅広い時代で共感を得られる気がする。
最後のオチの付け方もおしゃれでした。
そして、甥っ子役のウディ・ノーマンのみならず、子ども用リュックを背負ってるホアキン・フェニックスもかわいらしい笑
