「平凡なものを不滅に」
このセリフがとっても腑に落ちて、そんな映画は絶対好きって確信した
子供の頃の大切で尊い瞬間の記憶を丁寧に永遠のものにしていく行為がジョニーにとっての録音なんだなと
たしかに今から10年以上前に何をしていたかは思い出せても、何を思っていたかって全く思い出せないし、そもそも何も考えてなかったんじゃないかとすら思う。
あんなふうに問われて自分の言葉で自分の考えを話すことって高校生くらいまでなくなかった?
今でもできない大人たくさんいるし
アメリカの子供たちはこんなこと言えちゃうのか...と驚き
10歳前後の子供たちが自分自身や家族や故郷や未来について語れるってすごいことだと思う
インタビューシーンの度に無意識に自分もその問いについて考えながら追っていくからいろんな感情になってどっと疲れた
感情の量が多すぎるから、モノクロで意識は集中できた感じがする
映画館から出た後は街の音がいつもより大きく聞こえてそれが心地よかった